2012年8月23日(木)
貧困者に重い消費税
困っちゃう人行動「増税中止を」
官邸前
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消費税増税、生活保護制度の改悪、社会保障切り捨てを進めようとする野田政権に対して、市民が22日夕、首相官邸前に集い「野田首相は国民の声を聞け」と声をあげました。主催は貧困問題に取り組む幅広い人たちでつくる「このまますすむと困っちゃう人々の会」。ツイッターなどで呼びかけ、毎週水曜日の午後6時から8時まで行っています。今回で6回目。
参加者はリレートークやシュプレヒコール、歌、メッセージボードなどで思いを訴えました。
埼玉県から盲導犬のニコラスと参加した男性(66)は「100万、200万の年収の者や年金生活者に負担が大きいのが消費税です。国会で法案が通ったからといって、私たちはあきらめるわけにいきません」と怒りを込めました。
反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士(日弁連前会長)もあいさつしました。
連帯あいさつした日本共産党の佐々木憲昭衆院議員は「生活できなくする負担増は絶対、認めるわけにいかない。一方で企業の内部留保など富が有り余っています。国内経済の6割を占める家計を温め、国民の暮らしを安定させるよう政治を変えるために連帯して頑張っていきます」と話しました。
初参加した男子学生は「大企業優遇(政治)は許せない。消費税増税を撤回させるために頑張りましょう」と話しました。