2012年8月21日(火)
消費税増税 中止に追い込もう
各界連訴えに署名次々
消費税廃止各界連絡会(各界連)は20日夕、東京・新宿駅前で定例の宣伝・署名行動をしました。訴えを始めると足をとめ署名する人が相次ぎました。
各団体の代表は、消費税の税率を10%にまで引き上げる消費税増税法案を民主、自民、公明の3党が強行可決した後も、反対の声はおさまるどころか世論調査の結果はいずれもが反対が多数だ、と強調。国民の生活に深刻な影響を及ぼす増税法案を強行した3党増税連合に総選挙で厳しい審判を下し、「増税中止へ追い込みましょう」とよびかけました。
福島県いわき市から東京都国立市に避難している男性(38)は「生活が苦しい。なのに全く国民のことを考えず大増税をやる。原発事故で私たちに苦しい思いをさせておいて原発再稼働をやる。野田首相のやることは本当に許せません」と怒りを込めました。
原発再稼働反対の官邸前行動にも参加しているという東京都八王子市の男性(64)は、「原発再稼働といい、消費税増税といい、野田首相はひどいですよ。許せません。次の選挙ではどの党がこんな政治を進めているのか、よく見極めなくてはいけない」と強い口調で語りました。
日本共産党の大門実紀史参院議員が「たたかいはこれから。ともに頑張りましょう」とよびかけました。