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2012年8月21日(火)

増税の功労者 公明が誇示

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(写真)増税の「功労」誇る「公明新聞」(18日付)

 消費税大増税の「最大の功労者」。

 「公明新聞」(18日付)が、増税法案成立に果たした公明党の役割を「高く評価した」という毎日新聞論説委員の言葉(16日のBS番組)を喜々として紹介しています。

 大増税への加担と引きかえに解散・総選挙を迫り、 自公民3党合意の破棄もちらつかせた自民党に距離を置き、政府・与党とともに増税法成立を貫いたのが公明党です。自民に比べ、「途中では公明党の方がよほど立派な印象を与えた」(岡崎久彦・元駐タイ大使、「産経」20日付)と“増税勢力”から一目おかれるほど。

 しかし、社会保障の解体と共に大増税を押し付けるのが「一体改革」の正体です。消費税増税が「暮らしに影響する」と答えた人は92%にものぼります(「毎日」13日付)。壊されゆく国民生活に目をふさぐ一方で、増税勢力の“おほめの言葉”に頼って自らを正当化し、庶民増税の最大の立役者を誇示する―これが自称・「福祉の党」です。


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