2012年8月18日(土)
豪雨被災者支援 早く
京都府に共産党申し入れ
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日本共産党京都府委員会(渡辺和俊委員長)と同府議団(前窪義由紀団長、11人)は、京都府南部を襲った大雨(13〜14日)による被害の現地調査を踏まえて17日、山田啓二府知事に対し、当面急がれる被災者支援や復旧に関する申し入れを行いました。
要請の内容は、▽弥陀次郎川の決壊箇所の修復、志津川など危険箇所の緊急点検、対策で二次災害の防止▽被災者の総合的な相談窓口の設置、生活支援金などの給付▽府営住宅を被災者の緊急入所に開放▽衛生体制の強化―など9項目。
前窪団長は、実態把握に努め、具体的な支援対策を急ぐよう求めました。
かみじょう亮一衆院京都6区予定候補は、八幡市などでも床上浸水の被害が出ていることなどから、「宇治市同様、他市町にも見舞金などの対応をしてほしい」と住民の要望を伝えました。
応対した山田清司危機管理監は、二次災害の対策で、河川の護岸崩落防止に鉄板を打ち込む準備を進めていると説明。医療救護班を新たに派遣することや義援金の口座窓口を本日中にも設けるなどの対応策をのべました。
申し入れは、前窪団長と光永敦彦、浜田良之両府議、倉林明子京都市議(参院京都選挙区予定候補)、かみじょう予定候補が行いました。
豪雨被災者受け入れ
党要望実る 京都・宇治の公営住宅
京都府宇治市は17日、府南部地域を襲った豪雨で、住居が半壊・全壊の被害をうけた市民を宇治市営住宅と府営住宅で受け入れると発表しました。
京都府建設交通部住宅課と協議、調整したもので、窓口は宇治市で一本化し、20日から受け付けます。
同日午前、日本共産党京都府委員会と府議団は、府営住宅を被災者に開放するよう京都府に要望していました。