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2012年8月14日(火)

世界大会の海外代表 愛知の市長らと懇談

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 来日中のコラソン・ファブロス非核フィリピン連合事務局長(原水爆禁止世界大会海外代表)は13日、愛知県稲沢、津島、犬山各市役所を表敬訪問し、首長らと懇談しました。

 稲沢市では大野紀明(としあき)市長が応対し、「核兵器の廃絶に向けて、自治体としても努力しなければならないと考えています。市は1985年に非核・平和都市宣言を行うとともに、近隣2町と合併した2005年に改めて宣言を行い、市施設での原爆パネル展開催や平和教育に力を入れています」と説明。市独自に作成した小中学校用副読本「平和を求めて」をファブロスさんにプレゼントしました。

 同副読本は小学校5・6年生向けと中学生向けの2種類があり全生徒に配布。市教育委員会が毎年改訂し、道徳と社会の授業で使用しています。

 ファブロスさんは通訳を介してお礼を述べ、「フィリピンの憲法には核兵器と外国軍基地に反対することが明記され、憲法を大切にする教育が行なわれています。しかし自治体独自に平和教材をつくる例は少なく、とてもすばらしいことです。帰国したら地元の市長にこの経験を話したい」と語りました。

 懇談には、稲沢原水協や新日本婦人の会、年金者組合、曽我部博隆・日本共産党市議が同席しました。


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