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2012年8月10日(金)

被災者の医療・介護の自己負担免除など

県支援で10月以降も継続

岩手

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 厚生労働省が東日本大震災被災者の医療・介護の保険料、医療費、利用料の減免措置を9月末で打ち切ると同時に、国保や介護の制度の枠内で市町村が災害減免を行うときには、2013年3月末まで免除費用の8割を財政負担する問題で、岩手県は9日、10月以降も減免措置が継続されるよう独自の財政支援策を実施すると発表しました。

 県は被災者の国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療制度の一部負担金と利用料(以下、「一部負担金等」)については、「内陸市町村もふくめ、県内統一で一部負担金等の免除が10月以降も引き続き実施されるように、免除に係る所要額にたいして県の財政支援を行う予定だ」との方針を示しています。

 また保険料(税)に関しては、減免延長での市町村の判断を尊重することを基本にし、市町村と協議しながら県の支援を検討すると明記しています。

 県は、いずれも関係市町村と協議調整の上で予算措置することを計画しています。

共産党要請実る

 日本共産党の斉藤信県議団長は「党県委員会も3日に知事に申し入れていた。県が一部負担金等の免除などについて明らかにしたのは重要だ。基本は国が負担するべきだが、被災者の減免措置はすべての市町村で必要だ」と話しています。


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