2012年8月8日(水)
増税法案 世論と運動で廃案に
共産党が全国いっせい宣伝
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野田佳彦内閣不信任決議案の衆院提出を受け、日本共産党は7日、全国いっせい宣伝を行いました。
東京では、JR新宿駅東口で笠井亮衆院議員と小池晃政策委員長が街頭宣伝を行い、内閣不信任決議案の可決と消費税増税法案の廃案を訴えました。
笠井氏は、消費税増税法案の成立を阻止するために野田内閣に対する不信任決議案を提出したと、緊急の国会報告を行いました。笠井氏は、「国民のみなさんの消費税増税反対という多くの声をしっかり受け止め、国民の大義に立って消費税増税法案を廃案に追い込むため、内閣不信任決議案可決のため全力をあげる」と訴えました。
小池氏は「国民の過半数が増税に反対と言っているのに、まったく耳をかさない政治を許すわけにはいかない」と強調。「増税に対する皆さんの怒りが今、国会を動かしている。力をあわせ消費税増税法案を廃案にし、政治の流れを一緒に変えていこう」と訴えました。
横須賀市の元教員の男性(63)は「消費税を倍にしたら景気も悪化し、どんどん派遣切りが進み、正社員が減らされる。絶対に消費税増税は阻止しないといけない。政治家、政党は国民の思いを実感すべきだ」と語りました。