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2012年8月7日(火)

多数の市民の声 発信

平和記念式典 広島市長 展望語る

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 広島市主催の平和記念式典は、爆心地に近い平和記念公園で開かれました。被爆者や遺族、市民ら5万人(主催者発表)が参加し、広島県や政府代表、72カ国・地域の大使らが参列。8時15分の原爆投下時刻に、黙とうしました。

 この1年間であらたに亡くなった被爆者は5729人、合わせて28万959人となりました。松井一実(かずみ)市長は「平和宣言」で、来年8月に広島市で開かれる平和市長会議総会を通じ、「核兵器禁止条約の締結、さらには核兵器廃絶の実現を願う圧倒的多数の市民の声が発信される」とのべました。また、政府に対して、市民の暮らしと安全を守るためのエネルギー政策を一刻も早く確立することを求めました。

 市内の小学校に通う6年生、三保竜己君と遠藤真優さんが、「平和への誓い」を読み上げました。

 国連の潘基文事務総長のメッセージを、国連軍縮問題担当のアンゲラ・ケイン上級代表が代読。核兵器を違法であるとみなす国が増えれば、核兵器拡散などの問題は解決できるし、「これこそが私が核兵器禁止条約や核兵器廃絶を目的としたさまざまな手段の枠組みにむけた、交渉への努力を支援してきた理由です」と述べました。

 式典では野田佳彦首相があいさつしました。

 日本共産党から志位和夫委員長、笠井亮衆院議員らが参列しました。


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