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2012年8月5日(日)

学童保育なし 小学校区数の2割

大規模学童 早急に分割を

全国連協調べ

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 共働き、一人親家庭等の小学生が毎日利用する学童保育の施設数と入所児童数が増え続けていることが、3日まとまった全国学童保育連絡協議会の調査でわかりました。

 5月1日現在の学童保育数は、前年比441カ所増の2万843カ所、入所児童数は、2万521人増の84万6919人です。

 政府は、2014年度までの5年間で入所児童数を30万人増やすとしています。大規模学童保育の分割などで施設数はこの4年間で3348カ所増加しているものの、入所児童数は同時期6万36人増です。

 入所児童数が71人以上の大規模学童保育が1352カ所も残されています。同協議会では、早急に分割して適正な規模(40人以下)にするよう求めています。

 学童保育のない自治体は137区町村(全体の1割)で、小学校区数の約2割にあたる3855校区で学童保育がありません。

 同協議会は、「学童保育はまだまだ足りない」とし、「学童保育制度の抜本的な拡充、条件整備の向上を図ることが急務」と指摘しています。 

 今回の実態調査には、福島県内の9町村が含まれていません。また、昨年調査できなかった宮城、岩手、福島の34市町村については一昨年と比べています。


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