2012年8月3日(金)
“打ち出の小づち”で無駄遣い許すな
消費税増税ストップ
小池氏訴え
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日本共産党の小池晃政策委員長は2日、東京・新宿駅東口で宮本徹衆院東京比例予定候補、吉良よし子参院東京選挙区予定候補とともに街頭演説し、「消費税増税をやめさせ、財界・アメリカいいなりの政治を変えよう」と訴えました。
小池氏は、1日の参院特別委員会の地方公聴会で中小企業経営者や専門家が「デフレ下で消費税増税は言語道断」「消費税増税は瀕死(ひんし)の地方経済に致命的な影響」と訴えたことを紹介。民主党政権が自民党・公明党と談合し、消費税増税を“打ち出の小づち”にして国民から13兆円も奪い、整備新幹線や八ツ場(やんば)ダム、高速道路網など無駄な大型公共事業につぎ込もうとしていることを告発。「無駄遣いをやめるのが政権交代ではなかったか。自公政権の無駄遣いを完全復活させる、こんな政治を許さない声をあげよう」と呼びかけました。
小池氏は「やるべきことは消費税増税ではない。軍事費や米軍への思いやり予算、原発推進予算、政党助成金にメスを入れ、大金持ち・大企業に応分の負担をしてもらうこと。この仕事を日本共産党にやらせてほしい」と訴えました。
消費税増税反対の署名に応じた自営業の男性(37)は「貧困に陥った人も、もうけている人も同じ税率で一律に課されている。(税金は)お金持ちから取るべきだ」と語っていました。