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2012年8月3日(金)

3党談合は立法機能否定

民意を反映する国会に

衆院憲法審査会で笠井議員

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 衆院憲法審査会は2日、日本国憲法第4章「国会」に関する検証を行いました。日本共産党の笠井亮議員は、「国民主権原理のもとで代表民主制を採用し、議会制民主主義を実現するために、国会の地位と組織、権能を明らかにしたことに極めて重要な意義がある」とのべました。

 笠井氏は、立法機能で重要なことは「必要な質疑が行われ、その内容が国民に知らされ、国民の声をフィードバックさせながら審議を深め、合意を形成することだ」と指摘。民自公3党の密室談合で消費税増税を押し付けるやり方は、「国会の立法機能を否定するものだ」と批判しました。

 さらに、国会の権能が十分に発揮されるためには「国会が民意を正確、公正に反映した議員で構成されることが不可欠だ」と指摘。“決められない政治”などというが、それは「小選挙区制によって得た虚構の多数で、主権者国民の意思、民意に背く政治をすすめようとするからだ」と強調しました。

 一方、民主党の議員は、ねじれ国会で物事が決まりにくいと称して、両院の役割の「見直し」を主張。自民党の議員も、「一院制を採用すべきとの意見も多い」と述べました。

 法案に対する党議拘束について規制を求める意見にたいし、笠井氏は、「政党の中で議論し努力することだ。憲法や法律に規定がないとできないということではない」と指摘。社民党の議員は、沖縄人民党に対する弾圧事件を挙げ、政党法を作れば、政党に対する介入につながりかねないと批判しました。


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