2012年8月2日(木)
“困窮者の声を聞け”
3回目の官邸前行動
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「消費税増税認めない」「総理は困っている人の声を聞け」―。貧困問題にとりくむ人たちがつくる「このまますすむと困っちゃう人々の会」は1日、消費税増税反対、社会保障改悪反対を訴える3回目の「スタンディングアクション」を首相官邸前で行いました。
110人が参加。手作りの段ボールプラカードや横断幕を掲げ、リレートークやシュプレヒコール、歌で訴えました。
「さよなら貧困」「大飯原発停止を」と書きこんだうちわを掲げていたのは東京都狛江市の女性(67)です。「原発は貧しい地方に押しつけ、消費税で貧しい人に負担を押しつける。根っこは同じ。税率10%になったらどうなってしまうのか。声をあげていかないと」と語りました。
練馬区の男子学生(20)は初参加。「親が病院に行くのも我慢して仕事をしているのをみると、生活も苦しいが、心も苦しい。税金は余裕のある人や企業から上げるべきだ」
反貧困ネットワーク埼玉の高野昭博さんは「生活保護費切り下げと消費税増税を合わせると、20%の収入減だ。絶対に許せない」と語気を強めました。
日本共産党の宮本岳志衆院議員もマイクを握って「一体改悪」反対を訴え、参加者を激励しました。