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2012年8月1日(水)

増税法案 採決で緊迫

共産党など6野党 阻止へ共同

国対委員長会談

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 消費税大増税と社会保障改悪の「一体改革」法案をめぐり、民自公3党が8日にも採決を狙うなど緊迫しています。こうしたなか、日本共産党、国民の生活が第一、きづな、みんなの党、社民党、新党大地の6党国対委員長は31日、国会内で会談し、民主、自民、公明3党が密室談合を国会に押し付け、消費税増税法案の採決を行うことは許されないとして、増税法案の成立を阻止するために共同した取り組みを行っていくことを確認しました。

 会談は日本共産党の穀田恵二国対委員長が呼びかけたもの。穀田氏は、6党(日本共産党、みんな、社民、きづな、新党大地、新党日本)が6月20日、書記局長・幹事長の連名で、民自公3党の密室談合に反対し、消費税増税法案は廃案にすべきだとして3党と衆院議長に申し入れたにもかかわらず、3党が衆院通過を強行したことを強調。参院でも審議が始まったばかりなのに自公両党が早期採決の動きを強めていることにふれ、3党の暴走に共同して厳しく反対していくことを呼びかけました。

 穀田氏が「民自公3党は8月6、7両日の中央公聴会の開催を強行して、8日にも可決・成立を狙っている。これを阻止するために率直に意見交換したい」と述べました。各党からは「まともな審議も尽くさず、採決することは認められない」「民自公3党の談合結果を国会に押し付けることは許されない」などの声が相次ぎ、厳しく反対していくことで一致しました。

 一方、民主、自民両党は同日、参院国対委員長会談を開き、自民党が8月8日に消費税増税法案を参院社会保障・税特別委員会で採決し、同日の参院本会議で可決・成立をはかるよう要求。自民党の脇雅史氏は、民主党が8日採決に応じるなら、自民党の合意の上で同日までに衆院を通過した法案は10日の参院本会議で成立させる意向も伝え、参院採決の強行を狙う動きを強めています。


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