2012年7月26日(木)
消費税増税法案廃案に
公債特例法案採決要求を批判
穀田氏
25日の記者会見で日本共産党の穀田恵二国対委員長は、民主党が消費税増税法案の参院採決前に公債特例法案の衆院採決を要求していることについて記者団から問われ、「消費税増税法案は問題点がいっそうはっきりしており、廃案にすべきだ」と指摘しました。そのうえで、「採決時期や、どちらが先かという話をするのは、審議についてまじめに考えているとはいえない。民自公3党で決めれば、何でもできるというおごりがみえる」と批判しました。
穀田氏は赤字国債発行のための公債特例法案について、大型公共事業の復活、法人減税や証券優遇税制などを行う予算を裏付けるものであると指摘し、「大企業と大金持ち減税などの穴埋めに国債を発行するやり方は論外だ」と述べました。