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2012年7月25日(水)

オスプレイ反対県民大会

成功へ沖縄46氏アピール

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 沖縄県の各界各分野を代表する著名人が24日、「『オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会』の成功を訴えるアピール」を発表しました。県民大会は来月5日、宜野湾海浜公園で開かれます。

 呼びかけ人には、稲嶺恵一、大田昌秀両元知事と2人の元副知事、弁護士会と県医師会の会長はじめ研究者や作家、ミュージシャン、美術家、お笑い芸人ら県内46氏が名前を連ねています。

 昨年12月19日、県議会が全会一致で可決した辺野古移設反対・環境影響評価書の提出断念を求める意見書への賛同アピールを17氏の連名で発表していますが、今回の呼びかけ人は3倍近くに増えています。

 記者会見には、新崎盛暉元沖縄大学長ら5氏が出席。県民大会の成功に向け、学校などすべての場所から配備反対の声をあげる、持続的な運動など4点を提起するアピールを読み上げました。呼びかけ人らは「基地撤去などの沖縄の要求に逆行する動きに一つひとつ反対する」(新崎氏)、「このアピールは最大公約数の要求」(ジャーナリストの由井晶子氏)などと思いを語りました。

 今回、新たに呼びかけ人になった「石川・宮森630会」の豊濱光輝会長は「子どもたちを守るために、おとなはオスプレイを入れてはならない。それがおとなの責任」と訴えました。

 事務局役で、機械設計が専門の屋富祖建樹(やふそたてき)元琉球大学工学部教授は、「専門の立場から見て、オスプレイは非常に問題を含んだ欠陥機。墜落の危険が非常にあり、墜落しなくても爆音で日常生活を破壊する」と強調しました。


 石川・宮森630会 1959年6月30日、米軍のジェット戦闘機が石川市(当時、現うるま市)の宮森小学校に墜落炎上し、児童ら18人が死亡、210人が重軽傷を負った事件の遺族や同級生、関係者らが設立。


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