2012年7月19日(木)
相次ぐ民主党の離党者
背景に野田内閣暴走
穀田氏会見
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日本共産党の穀田恵二国対委員長は18日の記者会見で、衆院での消費税増税法案の強行以降、民主党から離党者が相次いでいることについて問われ、「野田内閣の暴走がいっそうひどくなり、国民との矛盾がさらに深まっていることの表れだ」と強調しました。
とりわけ原発再稼働とともに野田内閣の暴走のあらわれとして、沖縄・普天間基地へのオスプレイ配備問題に言及。民主党の前原誠司政調会長でさえオスプレイ配備に対する政府の対応に不満を唱えていることにふれ、「沖縄県議会をはじめ県内全市町村議会で、配備反対の抗議決議・意見書が可決され、低空飛行訓練の予定ルート下の関連自治体も反対の声をあげている。政府がアメリカの言うままに世界一危険な基地に世界一危険な軍用機を配備しようとしていることに対する国民の怒りの反映だ」と述べました。
さらに穀田氏は、オスプレイ配備に関して地方紙が「配備中止し安保見直す契機に」との社説を掲げていることを取り上げ、政府が日米安保をタテに配備を強行すれば「必然的に安保の是非を問うところまでいかざるをえなくなる」と指摘しました。