2012年7月18日(水)
“表情出すな 照明消せ”
関電神戸支店 原発ゼロ運動を敵視
神戸市にある関西電力神戸支店が、原発ゼロや大飯原発再稼働撤回の運動を敵視し、運動する市民を黙殺するよう社内メール(写真)を送り、管理職に指示していたことが17日までに、わかりました。
同メールは、関電神戸支店ビル内の「所属長」(課長・係長クラスに相当)あてに同支店の総務・広報部門が5日に出したもの。本紙が入手しました。
「反原団体による抗議活動」と題して、6日の首相官邸前行動にふれ、「当神戸関電ビル前でも同じ活動がツイッターで呼掛けられています。(先週もツイッターの呼掛けで本店等に大多数の反原団体が集結したようです)」と警戒。「トラブル等が発生しないよう…所属員に周知のうえ十分注意」をよびかけ、抗議行動前に退社するよう指示し、入退館の際は「挑発行為があっても一切のらず」に「喜怒哀楽を表情に出さず、素通りするように」と下線を引いて強調しています。
警備の強化やシャッター閉鎖をおこない、さらに照明がついていると行動が長引く恐れがあるとし、「可能な限り消灯」せよと書いています。
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