2012年7月15日(日)
政府の原発・エネルギー戦略
意見公募の期間延長
共産党・笠井議員追及後
原発を含む中長期のエネルギー戦略を策定する政府のエネルギー・環境会議は13日、「エネルギー・環境の選択肢に関する国民的議論の進め方について」(第2報)と「『エネルギー・環境に関する選択肢』に対する御意見の募集(パブリックコメント)について」とする2種類の文書を公表しました。意見聴取会の時間延長や、パブリックコメント募集期間の延長を明らかにしました。
この問題をめぐっては、日本共産党の笠井亮議員が12日の衆院予算委員会で、意見聴取会の時間の短さや質疑応答ができない問題を指摘。パブリックコメントの募集が2日からなのに、ホームページ上では遅れて7日に公表された問題などを是正するように求めていました。
「進め方について」は、5日公表の同文書を更新したもの。
政府が主催する「エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会」について、5日付文書では聴取会の全体の時間を1時間半超としていたところを訂正し、新たな文書では全体の時間を2時間としました。また、意見表明者が「再度意見表明していただく」との文言を加えました。
また、「御意見の募集について」は、7日にホームページに公表した文書を更新したものです。7日のホームページ上の文書では、意見募集期間を「7月2日から7月31日まで」としていましたが、新たな文書では、「7月2日から8月12日まで」に改めました。