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2012年7月14日(土)

統合防災演習 中止を

塩川議員ら 防衛省に要請

党埼玉県議ら同席

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 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は13日、自衛隊が16日から20日まで実施を計画している自衛隊統合防災演習(指揮所演習)と部隊ごとの訓練について防衛省に中止を求めました。

 柳下礼子、村岡正嗣両埼玉県議、加川義光さいたま市議、山口公悦、斉藤弘道両朝霞市議、熊谷二郎和光市議が同席しました。

 統合防災演習は自衛隊トップの統合幕僚長を統裁官に陸海空3自衛隊が一体で実施するもの。関係政府機関、自治体、在日米軍の協力も得て約5000人が参加を予定です。

 塩川議員は「今回の訓練は自治体や住民への説明もないし、本来中心になるべき自治体からの要請でもない。自衛隊単独の訓練は国民的理解は得られない」と指摘しました。

 村岡県議は、自治体への統合演習の説明資料の提供を県に求めたのに自衛隊が演習前は出せないと拒否したことを紹介。「県議にも県民にも事前に中身が明らかにできない演習が防災演習なのか」と批判しました。

 これに対し防衛省担当者は、説明資料について「出さないということはない。こちらで集めて出したい」と応えました。


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