2012年7月11日(水)
再稼働反対 うねり広げよう
福岡 九電本店前で行動
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「原発いらない」「再稼働反対」―10日夕、抗議の声が福岡市中央区の九州電力本店前に響き渡りました。
“脱原発デモ@九州”が、「首相官邸前、大飯、全国に広がる反原発のうねりをもっと広げよう」とツイッターでよびかけたもの。抗議活動が始まると、さらに参加者が広がり、100人以上になりました。
参加者は「全原発即廃炉」「原発いらない。金より命。子どもを守れ」などの思いを込めたプラカードを掲げて抗議の唱和を繰り返しました。
いてもたってもいられず参加したという民医連職員の男性(41)は「大飯原発(福井県おおい町)があんな形で再稼働され、玄海原発(佐賀県玄海町)でもなしくずしに再稼働されるのがこわい。福島事故の原因究明もされていないのに許せない」と話しました。
福岡県那珂川(なかがわ)町の自営業の男性は「日本を汚し、他の国にも迷惑をかけた原発は絶対にやめるべきだ。原発が発電目的だけでなく、いろんな利権がからんでいるということにみんなが気付き始めて、大きな抗議になっている」と話しました。