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2012年7月8日(日)

貸金業法改悪許さない

クレサラ対協など3団体 緊急集会開く

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 完全施行から今年6月で2年となった改正貸金業法をめぐり、一部国会議員の間に同法の改悪を狙う動きが強まっています。

 全国クレジット・サラ金問題対策協議会(クレサラ対協)、全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会(被連協)、全国ヤミ金融対策会議の3団体は7日、仙台弁護士会館で「貸金業法の改悪を許さない!」緊急集会を開きました。

 クレサラ問題に取り組む各弁護士から、自民党の小委員会で利息制限法の上限金利の見直しや総量規制の撤廃など、大幅に規制緩和をする改正案がまとめられ、民主党や公明党内からも同様に改悪を狙う動きが出ていると報告されました。

 日弁連で多重債務問題に取り組む和田聖仁弁護士は、「貸金業法は改正されたが、相手側の巻き返しもあり、問題に終わりはない。永遠の綱引きをやる覚悟で臨まなくてはいけない」と話しました。

 被連協の山地秀樹会長は、声を詰まらせながらサラ金問題で苦しんできた自身の経験を語り、「私の周りでも借金に悩んで自殺した人がいる。これ以上私たちのように苦しむ人を増やしてはいけない」と訴え、壇上に上がった発言者からは、次々と改悪の動きに対し、断固たたかっていく決意が語られました。

 集会には日本共産党の大門実紀史参院議員、民主党の岡崎トミ子参院議員が参加しました。


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