2012年7月6日(金)
沖縄県民大会成功へ全力
オスプレイ配備中止へ一翼担う
志位委員長が会見
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日本共産党の志位和夫委員長は5日、国会内で記者会見し、沖縄県議会が米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備中止を求める県民大会を開くと発表したことについて、「島ぐるみの意思が示される重要な機会だ。党として県民大会成功のために力を尽くしたい」と表明しました。
志位氏は、オスプレイ配備について米国側が「日米安保条約にもとづく権限だ」といって安保条約を前面に押し出し、日本政府も米国からいわれるままに「安保条約上の義務だ」という一点で、危険性にかんするまともな説明もなく沖縄県民と日本国民に押し付けようとしていることを批判しました。
その上で、琉球新報が社説で「(県民大会は)日米安保崩壊への警告だ」と書き、愛媛新聞が「オスプレイ配備中止し安保見直す契機に」と主張していることを紹介し、「『安保をたてにとってオスプレイを押し付けるなら、安保の是非を問わなければならない』という声が沖縄でも本土でも起こりはじめていることは極めて重要なことだ」と強調しました。
志位氏は「私たちはオスプレイ配備中止、普天間基地撤去、新基地建設反対という沖縄県民の一致点を大事にして一翼を担ってたたかう。同時に、日米安保条約をなくしていく方向にこそ抜本的な解決の道があるということを大いに示してがんばりたい」と語りました。