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2012年7月5日(木)

辺野古座り込み3千日

新基地建設許さぬ

オスプレイ配備反対も訴え

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 「あと一歩で、新基地建設計画を破たんに追い込むところまできました」。4日夜、沖縄県・名護市民会館で「オスプレイ配備反対! 辺野古(へのこ)新基地建設反対! 座り込み3000日のつどい」が開かれました。日米両政府による海上基地建設に向けた作業ヤード設置工事に、住民が立ち向かった2004年4月19日から続く座り込みが、5日で3000日を迎えることを機に開催したものです。


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(写真)オスプレイ配備反対の決意を示す集会参加者=4日、沖縄県名護市

 つどいを呼びかけたヘリ基地反対協の共同代表は「この8年間のたたかいは、かつてない人間の絆と連帯に満ちた不屈のたたかい」(大西照雄氏)、「県民の力でオスプレイをとめれば新基地は不要になる。岩国市民と連携してオスプレイを陸揚げさせない全国的なたたかいを」(安次富浩氏)と勝利の確信を強調しました。

 多くの団体・個人が決意表明。日本共産党県議団の前田政明氏は、県議会全会派が過去最大規模の県民大会開催を呼びかけることを決めたことを報告すると会場は拍手と歓声に包まれました。「十数人の懇談から始まった住民のたたかいが、巨大な米国と日本政府の合意を打ち破れることを示した。この力でオスプレイを阻止し基地のない沖縄を」と訴えました。

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(写真)座り込みが続けられている仮設テント。右端は古堅実吉元衆院議員=4日、沖縄県名護市辺野古

 「不退転の覚悟」をつづった稲嶺進・名護市長のメッセージを紹介。赤嶺政賢衆院議員もメッセージを送りました。

 地元住民から「嘉陽のおじい」と親しまれている嘉陽宗義さん(89)は「戦争体験者の私は、子や孫を兵隊にしないために命をかける。沖縄中が大反対しているのにオスプレイをもってくる。こんな悔しいことはない」と怒りをあらわにしました。


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