2012年6月30日(土)
原発ゼロへ デモ次々計画
「7・29国会大包囲」首都圏反原発連合が会見
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関西電力大飯原発再稼働決定に対する首相官邸前での抗議行動を呼びかけている首都圏反原発連合は29日、東京都内で記者会見を開きました。この間の行動の経緯や参加者の広がりについて質問に答えるとともに、7月29日に行われる「脱原発国会大包囲」の参加を呼びかけました。
同連合参加グループのTwitNoNukes(ツイット・ノーニュークス)呼びかけ人、平野太一さん、NO NUKES MORE HEARTS 主宰のMisao Redwolf(ミサオ・レッドウルフ)さん、エネルギーシフトパレードの服部至道さんが会見しました。
平野さんは、当初300人ほどだった参加者が4万5000人もの規模になったことについて、「これまでデモに参加していなかった人たちも、今の再稼働のプロセスはおかしいと感じ、人が人を呼び増え続けている。政府に圧力をかけるためには、さらに10万、20万と増やして、7・29国会大包囲を成功させたい」と決意を話しました。
欧米に比べデモや抗議行動が広がりにくい状況について、Misao Redwolfさんは「デモが特殊なものというイメージを変えて、普通の人が『私たちも来れるんだ』と思えるような土台づくりをしたい」とのべました。
今後の運動の継続について、服部さんは「この1年、全国で毎週のように行動が続き、どこでもできるんだという認識ができた。日本人も『変われるんだ』と思い始めている」と語りました。Misao Redwolfさんは「自分たちができることをやって、この行動を維持したい」と話しました。