2012年6月28日(木)
国民の気持ちとかい離
ネット番組 穀田氏が採決批判
消費税増税法案が衆院で可決された26日、日本共産党の穀田恵二国会対策委員長がネット動画番組「ニコニコ生放送―角谷浩一と松嶋初音のニュースバックヤード」に出演しました。
冒頭、同日の衆院本会議での採決をどうみるかが議論になりました。穀田氏は「民主党の『造反者』の人数がニュースになっているが、363人もの国会議員が消費税大増税に賛成した。国民の気持ちとこれほどかい離した姿を示したことが大変なことだ」と発言。民主党が自民党政治に回帰した結果、民自公3党が密室で合意したら議論もなしに何でも押し付けてくるという“国会乗っ取り”の実態を告発しました。
3党連合と対決する日本共産党はどんな党か、党名を変える考えはないかと問われた穀田氏は、国民と共に歩む意を込めた名前は大事にしたいと述べ、角谷氏は「90年この名前でやってきたわけですね。2、3年で賞味期限がくる党もありますが」と応じました。
「しんぶん赤旗」がどんな新聞かも話題となり、穀田氏は「“再稼働やめよ”地鳴りの唱和官邸前に4万5千人」と報じた23日付の日刊紙や日曜版最新号の紙面を掲げて、「赤旗」の特徴、魅力を語りました。
番組恒例の視聴者へのアンケートで、消費税増税を今国会で決めることの是非を穀田氏が問うと、「決めるべきでない」が84・9%で「決めるべき」11・1%を大きく上回りました。1万5千人近くが同生放送を視聴しました。