2012年6月26日(火)
橋下市長の公務員攻撃許さぬ
労組 大同団結で集う
大阪
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橋下徹大阪市長が異常な執念を燃やす公務員攻撃を労働者と市民が力を合わせてはね返そうと25日夜、労働組合が組織の違いを超えて大阪市北区の中央公会堂に集いました。
民主法律協会、連合大阪法曹団、自由法曹団大阪支部など法律家8団体がよびかけ、大阪労連加盟の市労組と、連合大阪加盟の市労連、日教組加盟の市教組などが発言。「組合事務所の退去命令が出ても一歩も引かず今も本庁に事務所を置いている。憲法と地方自治を守るため大同団結を」など表明するたびに、1200人超の会場から「よし」と掛け声が飛び、大きな拍手がわきました。
憲法違反の「思想調査」や全職員対象の「入れ墨調査」、市民施策に大ナタをふるう「市政改革プラン(素案)」を強行する橋下市長。全労連と連合に加盟する民間の労働組合、市民の代表が連帯の発言を行いました。
ラジオパーソナリティーの小山乃里子さんが司会を務め、民主法律協会の城塚健之幹事長の報告に続いて、日本労働弁護団の宮里邦雄会長が「公務員の権利と、労働組合の権利を考える―大阪でいま起きていることの意味」と題して講演。「橋下市長がやろうとしていることは憲法が保障する労働者の団結に向けられた攻撃。市民、労働者が手を携えてストップさせよう」とよびかけました。
平松邦夫前大阪市長があいさつしました。