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2012年6月23日(土)

地表1メートル 最高1.31マイクロシーベルト

水元公園 都が測定実施へ

党都議団会見

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(写真)会見で放射線量の測定結果を明らかにする(左から)清水、あぜ上、かち、大山氏=22日、都庁

 日本共産党東京都議団は22日、葛飾区の水元公園内の駐車場西側の地表1メートルで最高1・31マイクロシーベルトを検出したことを明らかにしました。同日、放射能から子どもたちを守る万全の対策をとるよう、石原慎太郎知事あてに▽党都議団の立ち会いのもと、公開で詳細な調査を行うこと▽高線量の地点は除染を直ちに行うことを要請しました。

 党都議団による15、16日の測定結果を受けて、都建設局は20日に7地点を測定しています。その測定でも、同公園駐車場南側で最高1・12マイクロシーベルトをふくめ、3地点が1マイクロシーベルトを超えました。しかし、都は周辺の空間線量が0・19マイクロシーベルト(駐車場の中央部、都建設局調べ)であり、文科省ガイドライン(周辺から1マイクロシーベルト超)より高い箇所がないという理由で除染せず、結果も公表していません。

 そこで、党都議団は21日、さらに詳細な調査を実施。その結果、西側植え込みでは最高1・31マイクロシーベルト、南側植え込みでも1・20〜1・19マイクロシーベルトなど文科省ガイドラインの除染の対象になる地点がありました。

 記者会見で、かち佳代子都議は「専門家は、空間線量で1マイクロシーベルトを超えれば直ちに立ち入り制限、除染をすることが必要だと指摘している。都はきちんと詳細調査をして、除染すべきだ」と強調しました。都議団は調査結果を文科省に通報し、同省は再度の対応を都に要請。都から、25日に都議団の立ち会いのもと、測定する旨の連絡がありました。


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