2012年6月23日(土)
関電大阪本店前でも抗議
山下議員も参加 1500人
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「原発いらない」「再稼働反対」の唱和が大阪キタの夜空に響き渡りました。
原発再稼働の政府決定に反対する人たちは22日、大飯原発を持つ大阪市北区の関西電力大阪本店前で抗議行動をくり広げました。
午後6時すぎ。ツイッターなどで行動を知った人たちを中心に関電本店を取り囲みました。「子どもの命を守って」「さよならげんぱつ」と書いたプラカードを掲げ、人の輪は時間を追うごとにみるみるふくれあがり、開始時に500人余だった参加者は、通行人の足を止め、行動終了の7時20分には1500人余になりました。
首相官邸を包囲する国民の怒りを背に、国会からかけつけた日本共産党の山下芳生参院議員。主催者から託された「やらせ停電するな」とのプラカードを掲げ、「国会から一歩外に出たら再稼働反対が多数派です。国会でも反対派が多数になるようお互い頑張りましょう」とのべ、参加者一人ひとりとがっちり握手を交わし、エールを交換しました。
9歳の娘や近所の人とやってきた女性(40)=枚方市=は「原発がなくても十分やっていけることはみんな気づいています。政府も関電もこれ以上茶番を続けないで」と話していました。