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2012年6月19日(火)

大飯再稼働 異議あり

ペンクラブ 撤回求める声明

「原子力ムラ」の延命

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 日本ペンクラブは18日、政府の大飯原発再稼働決定に反対し、「民意を無視した反民主主義的な判断であり強く撤回を求める」声明を、浅田次郎会長、中村敦夫環境委員会委員長、高橋千劔破(ちはや)平和委員会委員長の連名で発表しました。

 声明は、野田首相のいう「計画停電や突発的停電」の危険について、「企業や経済や日常生活に仮に混乱が起き得るとしても、原発の危険性はその規模と質において、これらを何百倍、何千倍も上回ることは、すでに福島第一原発事故が明らかにした」と指摘。

 「結局、野田首相の決断は、根拠のない『原発安全神話』を蒸し返し、隠微な『原子力ムラ』を生き延びさせ、『原子力マネー』漬けになった原発立地自治体の自治能力を腐食させることでしかない」と批判しています。


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