2012年6月19日(火)
“TPP阻止 市民の力で”
労組・生協など幅広く
街頭リレートーク
東京・有楽町
環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加を阻止しようと、労組、生協、市民団体など約40団体が幅広く参加する「STOP TPP!!市民アクション」は18日夕、初めての共同の街頭宣伝を東京・有楽町駅前でおこないました。
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紙議員が訴え
日本経団連などが6月中のTPP参加表明を迫るなか、野田首相がG20(20カ国・地域首脳会合)に出席したことをうけて計画したものです。共同宣伝には、さまざまな団体から約70人が参加。街頭リレートークをしました。
全国食健連の坂口正明事務局長は、農協や市民団体の幅広い共同と運動で野田内閣に参加表明をさせない事態をつくってきたと強調しました。
日本消費者連盟、主婦連、農民連、全日本民医連、生協などの代表らが、農業と食料だけでなく、環境、医療、労働の崩壊などを招くTPPは絶対に阻止しなければならないと呼びかけました。
日本共産党の紙智子農林・漁民局長(参院議員)が、緊迫している国会からかけつけました。紙氏は、TPP反対での共同が各界各層と連携しながら全国で広がっているとのべ「国民の世論と運動が政治を動かします。野田内閣がTPP交渉参加をあきらめるまでたたかおう」と訴え、拍手をうけました。