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2012年6月18日(月)

21日採決許されない

消費税増税法案 市田氏が批判

NHK討論

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 日本共産党の市田忠義書記局長は17日、NHK「日曜討論」で、民主、自民、公明3党が密室合意した消費税増税法案を国会会期末の21日にも衆院で採決しようとしている動きについて「消費税への賛否を超えて、そういうやり方は議会制民主主義に汚点を残す。絶対やってはならない」と厳しく批判しました。(詳報


 市田氏は3党合意について、民意と公約に背く「言語道断の密室協議だ」と批判。民主党の政権公約の目玉だった最低保障年金制度の導入、後期高齢者医療制度の廃止を事実上撤回するなど「自公政権時代の構造改革路線を一路突き進むものだ」と指摘しました。

 一方で、どの世論調査を見ても消費税増税法案に国民の5〜6割が反対し、今国会での採決にも約7割が反対していること、民主党を含む国会議員152人やスーパーマーケット協会会長らが参加した超党派の集会(14日)でも「強引に採決するべきでないという声が圧倒的だった」ことを紹介。「国民生活に影響を与える重要な法案です。それを『会期末が21日だから、3党合意ができたから一気にやってしまえ』というのは本当にひどいやり方だ」と強調しました。

 大飯原発(福井県おおい町)の再稼働問題では、「福井県知事が同意したからといって、福井県民が同意したわけでないし、国民の6、7割が反対している」と述べ、福島原発事故の原因究明もされず、政府の暫定的な「安全対策」もできていないなかでの再稼働判断を批判。「原発ゼロ」の決断を求めました。


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