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2012年6月15日(金)

消費税増税 密室談合反対 廃案に

野党6党合意 3党に要請

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(写真)民自公3党修正協議への対応について行われる6党書記局長・幹事長会談。左から3人目は市田忠義書記局長=14日、国会内

 日本共産党、みんなの党、社民党、新党きづな、新党大地・真民主、新党日本の野党6党の書記局長・幹事長らは14日、国会内で会談し、民主・自民・公明3党による消費税増税法案の修正協議=密室談合に反対し、廃案にするよう求めることで合意し、3党に申し入れました。(「合意事項」別項)

 会談後の記者会見で日本共産党の市田忠義書記局長は、「合意内容は6党が完全に一致した」と述べ、どの党からも「こんな重大な問題を特定の党派だけで修正協議することは、国会を無視するひどいやり方だ」との意見が異口同音に出されたことを強調。「ここに集まっているわれわれこそ民意を代表している」として、国民の多数が反対していることに確信をもってがんばろうとの声があがったことを紹介し、廃案をめざし全力をあげると表明しました。

野党6党の「合意事項」は次のとおり。

 1、民主党・自由民主党・公明党3党による「社会保障と税の一体改革」法案の修正協議=密室談合に反対する。談合の押し付けは、国会審議を形骸化させるものであり断じて許されない。

 2、国民の多数は、今回の消費税増税に反対である。世論調査では「今の国会で採決すべきでない」との意見が圧倒的多数である。会期末は目前に迫っており、今回の消費税増税法案に反対であり廃案にすべきである。


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