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2012年6月15日(金)

増税反対 超党派の熱気

国会議員152人 会場外にも300人

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(写真)消費税大増税採決に反対する集会でこぶしを上げる各党代表ら。壇上右端は志位和夫委員長=14日、憲政記念館

 「消費大増税採決に反対する超党派国民集会」が14日、憲政記念館(東京)で開かれました。自民・公明両党を除く各党の国会議員152人(代理含む)はじめ多数の人が参加し、会場の外にも300人を超す人の輪が膨らみました。

 「大増税阻止!」ののぼりが林立する中、参加者は「増税談合阻止」のプラカードを掲げ、「その通り」「そうだ」の大きな声をあげました。主催は「消費税を考える国民会議」(会長=清水信次日本スーパーマーケット協会会長)。

 あいさつに立った清水会長は「現在の日本はとても大増税をやる状況ではない。国民の理解もえずにやるなど許せない」と訴え、「そうだ」の声に包まれました。

 日本共産党の志位和夫委員長は国民の過半数が増税反対であり、「民意に背き、公約に背く増税談合は許されません」と強調。日本経済は底が抜けてしまい、中小企業は価格に転嫁できずに倒産に追い込まれると告発し、「共産党はいつでも消費税増税に断固反対ですが、いまこの時期に増税するというのは判断能力ゼロです」と訴えると、「そうだ」の声と大きな拍手が起き、会場はわきかえりました。

 他の国会議員からも「増税でさらに景気が悪くなり、増税に次ぐ増税になる」(民主・鳩山由紀夫元首相)、「こんなときに増税したら、日本経済はさんたんたる状況になる」(無所属・亀井静香氏)、「連立政権で4年間増税しないと誓ったし、国民は増税など頼んでいない」(社民・福島瑞穂党首)などの意見が相次ぎました。民主党の小沢一郎元代表も参加しました。

 (志位委員長のあいさつ)


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