2012年6月4日(月)
大飯再稼働を断念させよう
福井 県内外から500人
関西電力・大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に反対する緊急集会とデモ行進が3日、福井市で取り組まれ、県内外から約500人が参加しました。原発問題住民運動県連絡会や原発反対県民会議、サヨナラ原発福井ネットワークなどでつくる実行委員会の主催。
大飯3、4号機の再稼働をめぐっては、野田佳彦首相が立地自治体の同意を得たうえで自らの責任で判断するとし、細野豪志原発事故担当相を4日、福井県に派遣します。西川一誠知事は、県原子力安全専門委員会の検証結果と県議会、時岡忍おおい町長の意向をふまえて判断する考えです。
集会では各団体代表があいさつ。県民会議の石地優事務局次長は「原発に頼らない世の中を望む人たちの願いを無視し、再稼働を進めようとする政府や電力会社に断念させるため力を合わせよう」と呼びかけました。
青年らでつくるピースアクション実行委員会事務局長の河合良信さん(30)は「平和で原発のない未来を」と訴えました。女子高校生のタレントがあいさつし、参加者と「ふるさと」を歌いました。
参加者は「大飯原発再稼働やめろ」と唱和しながら県庁の周りを行進。日本共産党の、かねもと幸枝衆院1区候補も行進しました。