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2012年6月2日(土)

拉致被害者の情報ただす

衆院特委 参考人質疑で笠井氏

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(写真)参考人(向こう側)に質問する笠井亮議員(手前右)=1日、衆院拉致問題特別委

 衆院拉致問題特別委員会は1日、北朝鮮による拉致問題などについての参考人質疑を行いました。北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の飯塚繁雄代表、増元照明事務局長らが意見陳述し、「(いまだに)解決の糸口が見つからない」「政府は、時間とのたたかいと(意識が)なっているのか」などと述べ、早期解決に向けた取り組み強化を求めました。

 日本共産党の笠井亮議員は、これまでに北朝鮮が提示した情報・物証の信ぴょう性について質問。「増元るみ子さんの夫の市川修一さんが海水浴場で心臓まひのため死亡したとしているが、多くの疑念がある。水深、水温などについて日本政府から詳細な説明は受けているのか」とたずねました。増元氏は「詳しい説明は受けていないが、市川さんは泳ぎに興味がない。9月という時期に『水泳をしたい』というのはありえない」と答えました。

 また笠井氏は、外務省は拉致問題について2004年の第3回日朝実務者協議で「北朝鮮といろいろとやりとりをした」と答弁しているが、詳細な「記録」にはそうした記述がないとして、「再調査にかかわって日本政府にどのような要望があるか」とたずねました。飯塚氏は「あらゆる手段・選択をもって、あらゆる方向から(情報収集を)検討してほしい」と述べました。


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