2012年6月1日(金)
大飯原発再稼働許すな
市民が座り込み宣伝
福井県庁前
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関西電力・大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働をめぐる緊迫した情勢で、原発問題住民運動福井県連絡会が呼びかけた県庁前の座り込み宣伝行動が31日も取り組まれました。野田佳彦首相が30日の関係閣僚会合で、再稼働に向けて、関係自治体の一定の理解が得られつつあるとして、立地自治体の同意を前提に自らの責任で判断すると表明したことに対し、参加者らは厳しく批判しました。
ツイッターで知って来たという勝山市の女性(35)は「再稼働は断固反対です。人間が核を扱うことは反対です。政治を変えないといけないし、それには世論しかない。もっともっと周りの人に訴えていきたい」と話しました。
福島県で除染ボランティア活動をする東京都の男性(28)は「少しでも線量を減らしたいが、広大な範囲なので終わりが見えない。おとなは子どもの被ばくで自らを責め、心が壊れそうです」と訴えました。