2012年6月1日(金)
「一体改革」法案「修正」協議
世論に背く「増税大連合」
志位委員長会見
|
日本共産党の志位和夫委員長は31日、国会内で会見し、民主党が消費税大増税を柱とする「一体改革」関連法案をめぐって野党に修正協議を呼びかけることを決めたことについて問われ、「増税の『大連合』をつくり、談合によって増税を押し付けようという流れであり、国民世論にそむくものだ」と指摘しました。
志位氏は民主、自民、公明3党は消費税率を10%に上げる点で違いはないと指摘したうえで、「5割から6割の国民が増税に反対していることに真っ向からそむく流れだ。それだけに推進勢力にも矛盾やあつれきが起こっている。それをつくっている力は国民の声だ」と強調。「世論と運動を広げ、廃案に追い込む立場でのぞみたい」と表明しました。