2012年5月27日(日)
男女共同参画センター守ろう
国際婦人年大阪の会が総会
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国際婦人年大阪の会は26日、大阪市内で2012年度総会を開き、大阪市の男女共同参画センター(クレオ大阪)5館の全廃をはじめ、橋下徹大阪市長によるくらし、福祉総破壊の「市政改革プラン(素案)」の撤回、男女平等の実現を掲げ、女性の共同を大きく広げる方針を決めました。
「維新の会」や公明党などが「教育行政基本条例」「職員基本条例」を可決強行したことに抗議し、撤回を求めるなどの特別決議を採択しました。
宮本英子代表は、橋下「維新」の教育、文化、地域力、庶民生活を破壊するやり方を批判。「男女共同参画、豊かな暮らし実現のため、運動を強めよう」と訴えました。
弁護士の石田法子さんが「橋下大阪維新の会の行方と私たちの暮らし」と題して講演。討論では「市の『素案』であがっているクレオ大阪全廃の撤回を広範な女性団体などに呼びかけ、『つぶさないでクレオ!大阪の会』を結成し、宣伝、ご近所パレードにとりくんでいる」(新婦人府本部)、「2条例が強行されて腹立たしい。公務員の在り方が変えられようとしているが、住民の福祉向上へ市民に寄り添って運動をすすめていきたい」(大阪自治労連)などの発言が相次ぎました。