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2012年5月21日(月)

原発ゼロへ 再稼働反対

東京 渋谷・原宿でサウンドデモ

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(写真)「原発いらない」と唱和しながら歩く人たち=20日、東京都渋谷区

 20日、東京・渋谷と原宿の街で市民ら約1000人が「原発ゼロへ!再稼働反対!」を求めて歩きました。主催は「NO NUKES MORE HEARTS(ノーニュークス モア ハーツ)」。

 メッセージボードや手作りの旗を持った参加者は、ドラムやトランペットなどの演奏に合わせて「原発いらない」「再稼働反対」と唱和して歩きました。

 東京・吉祥寺から参加した男性(27)は「電力足りてる」と書かれた160センチの扇子を振りながら歩きました。「沿道の人が笑顔で手を振ってくれました。楽しくアピールして、原発の問題を知ってもらうきっかけにできたらうれしい」

 代々木公園に遊びに行く途中だったという女性(39)=東京都新宿区=は、自転車で飛び入り参加。「こうやって、原発に反対してくれる人たちがいてくれることが心強いです。なし崩し的に再稼働されるのではと気持ちが弱くなっていましたが、私もあきらめずに言い続けなくてはと思います」と話しました。

 デモの前後には、代々木公園でミュージシャンやアーティストが「脱原発」への思いをライブで表現しました。河村博司さん(ソウルフラワーユニオンの元メンバー)は「この局面を生きぬき、希望の光を見いだして、愛する人の笑顔を見たい」と「よろこびのうた」を歌いました。

 夫婦で漫才と歌のパフォーマンスを披露した「おしどりマコ&ケン」さんは、「好きな音楽を聞いたり、おいしいものを食べたりすることと同じように、社会のことを考えていこう。できることをできる限りやっていきましょう」と呼びかけました。


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