2012年5月19日(土)
雇用・子育てを支援
党沖縄県委提言 県民の願い実現へ
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日本共産党沖縄県委員会(赤嶺政賢委員長)は18日、「雇用&子育てサポート・プラン」を発表しました。会見には、赤嶺衆院議員のほか、村山純県委員長代理、党県青年学生部長の比嘉瑞己那覇市議が同席しました。
この間、大規模に実施した要求アンケートで、「雇用や子育てに関する県民要求が特に強かったことから、これにこたえる現実的な提言」(赤嶺氏)として発表しました。
比嘉氏が「若者世代に厳しい、この異常な現状を変えるための政策」の内容を紹介。雇用問題は(1)仕事を探す若者支援と返済猶予付きの奨学金(2)自治体発注事業では時給1000円を保障する公契約条例の制定(3)地場産業育成による正規雇用拡大―が柱です。子育て支援では(1)保育所を大幅に増やして待機児童ゼロへ(2)医療費無料化の拡充―などを提唱しました。
財源として、一括交付金(1500億円)の活用や泡瀬干潟埋め立て(1020億円)などのムダ遣いをやめることを主張。さらに、「自立した経済への一番の害悪は米軍基地」だとして、「基地をなくし足腰の強い沖縄経済をつくろう」と訴えました。