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2012年5月18日(金)

囲碁第37期新人王戦

ベスト8出そろう

フレッシュな熱戦に期待

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 囲碁の第37期新人王戦(しんぶん赤旗主催)は2回戦が終了し、ベスト8が出そろいました。準優勝経験者が順当に勝ち上がる一方、初のベスト8入りが半数の4人にのぼるなど、準々決勝の対局もフレッシュな熱戦が期待されます。

 前期準優勝の安斎伸彰六段(26)、第33期準優勝の河英一(は・よんいる)五段(26)がともに勝ち上がっています。両者ともに、今期が年齢制限で最後のチャンスとなり優勝を狙っています。

 10代の若手の活躍も注目されます。一力(いちりき)遼二段(14)が2度目の挑戦で初めてベスト8入りしたほか、金沢真三段(19)、沼館沙輝哉初段(19)=ともに2回目=の2人が勝ち上がっています。

 初めて2回戦を突破したのは、一力二段のほか畠中星信三段(24)、富士田明彦三段(20)、田尻悠人三段(21)の3人です。

 第59期NHK杯戦でベスト8に残り注目された謝依旻(しぇい・いみん)女流二冠(22)は新人王戦でも女性で唯一1回戦を突破するなど注目の的でしたが、2回戦で富士田明彦三段(20)に半目で惜しくも敗れました。

 関西棋院所属は河五段と畠中三段の2人。

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