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2012年5月12日(土)

消費税増税法案 各党の質問

自民「推進勢力だ」 首相「同じ方向性」

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 消費税増税法案が11日の衆院本会議で審議入りし、各党が代表質問に立ちました。

 自民党の野田毅議員は、「税制改革の足を引っ張るつもりはまったくない。むしろ推進勢力だ」と表明。その上で、「消費税増税はマニフェスト違反」と述べ、国民に理解を求めるべきだとしました。

 野田首相は、「われわれは同じ方向性の解決方法を志向している」と強調。「自民党のご批判とご提案をうかがいながら、一致点を見いだし、共通の改革実現をなんとしても今国会において実現したい」と応じました。

 公明党の竹内譲議員は、「一体改革は、日本の高齢社会を見据えれば避けて通れない最重要課題で否定するものではない」と表明。「年金の抜本改革と高齢者医療制度の見直しは直ちに撤回すべきである」と迫りました。

 野田首相は「自公両党の考えに共通する部分も多々ある」と述べ、法案成立への協議を求めました。

 新党きづなの豊田潤多郎議員は「消費税の増税の前にやるべきことがある」として、「社会保障もすべてが聖域ではない。社会保障を含むすべての歳出について徹底した行財政改革を行わなければならない」と主張。

 みんなの党の江田憲司議員も「国民に負担を求める前にかいより始めよ」と述べ、民意を切り捨てる国会議員定数削減を迫りました。橋本内閣で総理秘書官として消費税増税をした経験を誇り「総理や財務省のやり方では絶対に増税はできない」と述べました。


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