2012年5月10日(木)
清水寺で被爆写真展 京都
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日本原水爆被害者団体協議会作製のパネルを展示した「広島・長崎 被爆写真展」が9日、京都市東山区の清水寺内にある経堂(重要文化財)で始まりました。京都原水爆被災者懇談会と原水爆禁止京都協議会の主催で、13日まで開かれます。
堂内にまつられた釈迦三尊像と、鏡天井に描かれた江戸時代の絵師・岡村信基(おかむら・のぶもと)による墨絵の円龍に見守られる形で、展示されています。
修学旅行で埼玉県から来た中学3年の女子生徒らは「こんなに生々しい写真を見たのは初めて。原爆の恐ろしさを知った」「これからは戦争も爆弾も減らしてほしい」と感想を語っていました。