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2012年5月9日(水)

違法ダウンロードの刑罰化

日弁連が反対集会

宮本議員参加

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 日本弁護士連合会(日弁連)は市民集会「違法ダウンロードに刑事罰が必要?」を8日、東京都千代田区の弁護士会館で開き、音楽や映像の違法なダウンロードの刑罰化に反対する日弁連の弁護士から五つの報告がありました。日本共産党から宮本岳志衆院議員が参加しました。

 集会で市毛由美子日弁連事務次長は、違法なダウンロードの刑罰化に反対する日弁連の意見を報告し「民事上違法化してから2年しか経過していない。効果やその後の状況についても検証されていない。十分な議論もされていない」と指摘。神洋明日弁連刑事法制委員会委員長が違法なダウンロードの刑罰化について「刑罰化は、基本的人権を侵す危険性がある。刑罰化はあくまで最終的な方法で、どうしても必要なときに刑罰を科すのが刑法の原則です」と批判しました。

 宮本議員は「違法ダウンロードは健全なコンテンツ産業の発展を阻害するゆゆしき問題です。しかし、罰則規定で解決しようとするのはまちがいです」と述べました。さらに、「委員会で全く審議されずに拙速に採決される危険があった。今回の集会を機会に、多くの国民に刑罰化の問題点を知らせ、刑罰化をともに阻止しましょう」と激励しました。


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