2012年5月9日(水)
再稼働も値上げもダメ
東京 女性団体など緊急の行動
主婦連合会の呼びかけで消費者団体や女性団体による、原発再稼働と東京電力の電気料金値上げに反対する緊急アクションが8日、東京・有楽町でおこなわれました。新日本婦人の会(新婦人)、日本婦人団体連合会、日本婦人有権者同盟など19団体が賛同し、43人が参加しました。
「私たちは原発再稼働も東京電力の電気料金値上げも認められません」と書いたビラを元気よく配布しながら、メッセージボード「私は言いたい」やシール投票への協力を呼びかけました。
道行く人たちが次々に足をとめ、ビラ500枚が約1時間でなくなりました。シール投票では、再稼働の反対が61にのぼり賛成は3だけ。電気料金値上げは、反対64で賛成3でした。メッセージボードには「人の命を守れ!」「値上げの前にやるべきことがある」など24人が書き込みました。
主婦連合会の山根香織会長、新婦人の笠井貴美代会長ら11人がリレートーク。政府や電力業界が「国内の全原発がストップしたことで電力不足になる」と再稼働へむけ進めるキャンペーンを、国民に対する脅しだと批判。「再稼働せずに電力消費のピークを乗り切る手だてを考えるのが政府と電力会社の責任です。いのちと暮らしをてんびんにかけさせてはいけません」と訴えました。