2012年5月6日(日)
原発一旦停止 カウントダウン
代々木・TwitNoNukes
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「ゼロ、ゼロ…」。5日午後11時、国内で稼働している最後の原発が発電停止した瞬間、若者たちの歓声が東京・代々木公園に響きわたりました。インターネットのツイッターを通じて原発反対のデモを呼びかけている有志のグループ「TwitNoNukes(ツイット・ノーニュークス)」が開催した「原発全基一旦(いったん)停止祝いカウントダウンパーティー」。
約400人の参加者は、音楽を鳴らし、サイリウムや風船、こいのぼりなどを掲げながら、稼働原発ゼロへのカウントダウンをし、その瞬間をむかえました。
「原発いらないです!」と大きく声をあげた東京都練馬区の男性(31)は、「今日で全部とまるのは、今までのみんなの活動が実ったようで本当にうれしいです。でも、国は再稼働しようと必死なので、油断せず、全原発を廃炉にさせます」と話しました。
パーティーの音楽を担当するミュージシャンの一人(37)は、5歳の子どもと一緒に参加し、「すべての原発が廃炉になった日本の姿を子どもに見せるため、がんばります」と語りました。