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2012年5月6日(日)

NPT準備委 核兵器廃絶へ協力を

原水協代表ら 国連軍縮代表と懇談

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(写真)国連のアンジェラ・ケイン軍縮担当上級代表(右から3人目)に「核兵器全面禁止のアピール」署名伝達式の写真を手渡す高草木氏(右から4人目)と田中氏(右から2人目)ら=3日、ウィーン

 原水爆禁止日本協議会(日本原水協)事務局の発表によると、次回核不拡散条約(NPT)再検討会議第1回準備委員会にあたっての要請行動のためウィーンを訪れている日本原水協代表団と、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)代表団は3日、国連の軍縮担当上級代表に新たに就任したアンジェラ・ケインさんと会い懇談しました。

 日本原水協代表理事の高草木博氏は、潘(パン)基文(ギムン)事務総長が一昨年に続き昨年の原水爆禁止世界大会にメッセージを寄せたことや、前任のセルジオ・ドゥアルテ上級代表が2008年以来世界大会に出席し、講演を行ったことに感謝し、今後も協力関係を続けていきたいと伝えました。154万人分を超えた「核兵器全面禁止のアピール」署名の、代表団への伝達式の様子を収めた写真を上級代表に提出しました。日本被団協の田中煕巳事務局長も、この間の国連の協力に感謝しながら、潘事務総長にあてたメッセージを手渡しました。

 上級代表は、NPTの新たな再検討サイクルのスタートに当たって、2010年の合意を履行していくうえでも、世論喚起の行動や被爆体験の継承・普及は大変重要になっていると強調しました。また、もっとも確実な核の安全保障は、核兵器を廃絶すること、という先のソウルでの核安全保障サミットでの潘事務総長の発言を引きながら、核兵器廃絶の努力の意義を強調しました。


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