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2012年5月4日(金)

戦時教育「悪くない」

改憲派集会 民主・自民・たち日・みんなが出席

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 改憲派の「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(民間憲法臨調)が主催する集会が3日、東京都内の砂防会館で開かれ、与党・民主党と、先ごろ改憲草案を発表した自民、たちあがれ日本、みんなの党の代表が参加しました。

 討論で民主党の中野寛成憲法調査会長は、自民など3党が発表した改憲草案を念頭に「民主党は改憲案を先に発表しており、サボっているわけではない。各党の案をすり合わせ、まとめる時期を迎えているのではないか」と提案。自民党の保利耕輔憲法改正推進本部長は「天皇元首化」「国防軍」などの同党改憲草案を説明。「戦争放棄の『放棄』が気にいらない」「戦争中に受けた教育は悪かったと思っていない」と暴言を述べつつ、「各議院の総議員の三分の二以上の賛成」という「96条の壁がある」「今度は国会の中で改憲を作っていかなければならない」と主張しました。

 たちあがれ日本の平沼赳夫代表、みんなの党の柿沢未途政調副会長もそれぞれの改憲案の内容を説明しました。討論に先立ち、民間憲法臨調の桜井よしこ代表が現行憲法前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」との一節を読み上げ、「こんなあほらしい憲法がどこにあるでしょうか」と罵倒。「96条改正へあと1、2年でメドをつけたい」とあいさつしました。


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