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2012年5月3日(木)

NPT再検討準備委会場

原爆写真展始まる

ウィーン

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写真

(写真)ウィーン国際センターではじまった原爆展の開会式であいさつをする海外代表ら=4月30日、ウィーン

 2015年NPT再検討会議第1回準備委員会が開会された4月30日、会場のウィーン国際センターの1階ホールで原爆写真展「ヒロシマ・ナガサキ―きのこ雲の下で」が始まりました。

 原水爆禁止日本協議会(日本原水協)ウィーン訪問団によれば、広島・長崎の被爆の全景写真とともに、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が新しく制作したパネル「原爆と人間」から10枚を展示。原水爆禁止世界大会の写真、署名「核兵器全面禁止のアピール」のポスター、日本から持参した被爆者の遺品や折り鶴なども展示しています。

 4日まで開催予定の原爆写真展は、国連やオーストリア政府の協力を受けて日本原水協、日本被団協、国際平和ビューローの三者が共催したものです。

 午後1時からの開会式で、田中煕巳日本被団協事務局長、ブレイネス・インゲボルグ国際平和ビューロー(IPB)会長、ヨーロッパの青年団体「核兵器禁止時代」のニナ・アイゼンハートさん、オーストリア政府のアロイス・クラウト国連常駐代表代理、マレーシア政府のラジャ・レザ・ラジャ・ザイブ・シャー代表の各氏があいさつ。いま、被爆写真展を開く意義について強調しました。

 主催者あいさつで日本原水協代表理事の高草木博氏は、「核兵器のない世界の平和と安全を達成する」との2010年核不拡散条約(NPT)再検討会議の合意を受け開始された今回の再検討プロセスは、合意を履行し核兵器のない世界を実現させるべき特別な意味を持った3年間だと強調しました。ウィーンの原爆展に呼応して、日本でも各地で原爆展を開催し、核兵器全面禁止の世論を高める行動を起こしていることを紹介すると、大きな拍手が起きました。

 オープニングには、海外、日本から参加した平和運動、NGOの代表、準備委員会参加の政府代表など100人超が参加しました。


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