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2012年4月28日(土)

改憲案を国会初提出

民自公み議員ら 定数500一院制狙う

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 民主、自民、公明、みんななどの各党議員らでつくる「衆参対等統合一院制国会実現議員連盟」のメンバーは27日、2017年から国会を定数500人以内の一院制とする内容の憲法改正原案を、横路孝弘衆院議長に提出しました。現行憲法第42条の二院制の規定を改定しようとするものです。

 受理されれば初の改憲原案となります。衆参両院に設置された憲法審査会が始動しており、改憲策動は新たな重大な段階に至ります。

 橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」が国政進出を目指して公表している「維新政治塾レジュメ」でも、「二院制廃止」を掲げています。

 他方、議連による今回の原案提出は、通常の議員立法で必要とされる各党の機関決定の手続きを踏んでいません。横路議長は、この点を指摘した上で「仮受けし、議院運営委員会で議論してもらう」と、議運委で扱いを協議する方針を示しました。これに対し、同議連の高村正彦衆院議員は「原案提出は初めてだ。慣習は存在しない」と述べ、正式受理するよう要請しました。

 改憲原案を発議するには、衆院で100人以上の賛成が必要。議連は衆院議員計120人の賛成者名簿も提出しました。


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